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2023.05.29

幽霊になるほどの想い

守衛さんが夜建物を締めようとするときに、ディオールがそこにいる気配を感じる。

 

これは、映画「ディオールと私」の一場面。

 

 

ディオールは規律を作り、死後もそれが受け継がれ、新しさを吹き込んで、作品を作り続けているということでした。

 

 

 

ディオールのディレクターに抜擢されたラフ・シモンズ氏。ディオールでの最初のコレクションまで、たったの8週間!間に合うのか?!

 

 

 

ラフ・シモンズ氏の実現したいことを、みんなで支え、大成功するというお話です。これがまた、要求が高くて・・・反発もありつつ力を出していく、そのプロセスが興味深かったです。

 

 

 

最初の案をシモンズ氏が描くのでなく、みんなに案を出してもらい、そこからシモンズ氏が選ぶ。それをまたみんなでデザインしていく。意見を言い合って、創り出していく。
その理由は、「パッションの高いものを作り上げた方が良いから」。
みんなが主役なのですよね。

 

 

 

お針子さんの中に、40年選手がいて、小学生のとき、ディオール氏が誰かも知らないのに、「私はクリスチャン・ディオールで働く」と宣言していて、実現したという方がいらっしゃいました。

 

 

 

1946年12月8日の設立とありますから、77年ブランドが続いていることになります。創業者の想いが引き継がれていくってすばらしいです。