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2023.01.17

社長が社員に使う良い「なぜ?」、悪い「なぜ?」

日ごろ、社員さんとのコミュニケーションはちょっとしたことで、
「そんなふうに伝わったんだ」
「そんなふうに思ってしまったんだ」
ってことありませんか?

 

たとえば、社員が違ったことをしてしまった場合、

「なぜこんなことしたんだ?」
「なぜ失敗したんだ?」

なんて、聞いてしまいたくなることありますよね?

 

岩井俊憲さんのDVD「ほめない!叱らない! 勇気づけのアドラー心理学式マネジメント」によると、

・なぜ?を3回続けると人格否定になる

1回目「なぜこんなことをしたんだ?」

2回目「なぜそうなんだ?」

3回目「なぜお前は?」 → 人格否定

・なぜ?という質問に対して本当のことが出てくる確率は50%という調査も!

ということだそうですよ。

 

「なぜ?」が危険なことは私が行うコーチング研修でもお伝えしています。

否定的なことに「なぜ?」の質問をすると

・言い訳しか出てこない

・責められていると感じて
相手が心を閉ざす

・解決に結びつくかは疑問

ということだと思っています。

こういうのが「悪いなぜ」ですね。

 

「なぜ失敗したんだ?」の代わりに使いたいのが、

「もう一度やり直せるとしたらどうする?」

「この失敗から、何を学んだ?」

という問いかけです。

 

さて、良いなぜは?

【社長の想い】

なぜこの会社をやっているのか?

なぜこの事業をやっているのか?

なぜ朝起きて仕事に行くのか?

という「なぜ」ミッション(経営理念)です。

 

ミッション(経営理念)の力はとってもパワフルです。

人は「なぜ」に動かされます。

理由がわからないと動けない

納得しないと動けない

という方もいらっしゃいます。

 

ぜひ、ミッション(経営理念)をしっかり言葉にしてみてくださいね。

そして、

☆どうなるかのビジョン、
☆経営理念を追い求めるときの行動指針
☆それらを浸透させる仕組み

もとっても大事です。

☆社長のコミュニケーションプロデューサー☆ 冨田高子

 

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