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2023.01.15

ダメ出ししないで、考動する社員を育てる方法

社員さんにさまざまなことを身に着けてほしいとき、

あなたは厳しく育てますか?
それとも、認めて伸ばしますか?

どのように接するのかは
・好みの問題?
・自分がされたようにする?
・学んだことを試す?
などありますね。

厳しく育てられた人は
他の人にも厳しくしがちです。

「厳しくしないと伝わらないでしょ?」
「きっちり言わないとわからないだろ?」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。

「よーし、鍛えるぞ!」
となって
「ダメ出し」
を続けるかもしれません。

 

他方で、
なるべく良いところを探して、
伸ばそうとする方もいるでしょう。

岩井俊憲さんのDVD
「ほめない!叱らない!
勇気づけのアドラー心理学式マネジメント」
で岩井先生がこんなことをおっしゃていました。

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「ダメ出し」の代わりに
「良い出し」をしなさい

——————————

 

良いことを探して、
勇気づけの言葉を使うことで

相手が変わって、
自分に良いことが戻ってきた事例も
教えてくれましたよ。

 

ある会社の社長さんが
社員に対して
「取り締まり」のように
いつも悪いところを探し
ダメ出しばかりしていた。

 

それでも
社員の行動は一向に良くならない。

 

岩井先生のアドバイスで
「良い出し」と「勇気づけ」を
することにして、

 

いつも各社員の机の上に
それらの言葉を書いた付箋を置いていた。

その付箋は
ときには丸められていたり
ゴミ箱に捨てられていたりした。

 

それでも社長はめげずに
(私だったら絶対メゲて止めるだろうな~)

 

「良い出し」と「勇気づけ」の付箋を
置くことを続けた。

 

3ヵ月経ったある日
社長の机の上にB4の紙が
折りたたんで置いてあった。

 

社長は社員からの非難の言葉が
並んでいるのだろうと思って
恐る恐るその紙を開いた。

 

すると、
「社長、お誕生日おめでとうございます」
という言葉とともに
各社員の寄せ書きがしてあった。

 

「良い出し」と「勇気づけ」は
出した人のところに戻ってくるんだ
と岩井先生はおっしゃっていました。

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欠点をあげつらい
批判ばかりしていると
相手が委縮して(ぐれて?)
良い行動はできにくくなりますよね。

強みを伸ばした方が早い
ともよく言われます。

 

「良い出し」と「勇気づけ」
していきませんか?

 

もちろん、直してもらわなくては
いけないこともあります。

そういうときは

怒るのでなく、
考えさせるアプローチをすると、
考動する社員になってきます。

そして、
その考えて動く基準になるものは、

経営理念(ミッション)であり
ビジョンであり、
行動指針であり、
目標計画です。

それらをもとに
社員にもぶれない軸を落としていきましょう。

 

☆社長のコミュニケーションプロデューサー☆ 冨田高子

 

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